募集要項 平和の架け橋 2019
日本人のあなたが紛争国の若者同士をつなぐ『平和の架け橋』に!
今年も本認定NPO法人「聖地のこどもを支える会」は、イスラエルとパレスチナから青年を招き、日本人学生とともに、第13回『平和の架け橋』(“LET’S BUILD A PEACE BRIDGE IN JAPAN”)プロジェクトを実施します。
<歴史>
本プロジェクトは2005年の発足以来、イスラエルとパレスチナ、広島、長崎、長野、そして東日本大震災の被災地では5年続けて実施され、今年で13回目になります。
<目的>
このプロジェクトは小さな「平和のラボラトリー」。紛争国の若者たちとの共同生活の中で互いに平等な人間として多様性を受け入れ合い、対話による相互理解の大切さを体験しながら、平和実現の道を模索します。
また、参加者各自が「平和のメッセンジャー」であることを自覚し、将来、国際的な視野を持ったアクティブな平和構築のリーダーとして成長することを目標としています。
<日本人の若いあなた方に期待すること>
- 紛争を生きるイスラエル・パレスチナの同世代の青年たちの苦しみ、憎しみ、不安、怒りの声に耳を傾け、双方への共感と理解をもって、日本人としての中立の立場から『平和の架け橋』となって友情の絆を結んでください。
- 共同生活の中で人種・文化・宗教・メンタリティなどの多様性を乗り越え互いに同じ人間として向き合って理解し受け入れ合う喜びを体験してください。
- 互いに平和構築への関心を高め、真の平和への道は何かを模索し、あなたに今できる具体的な方法を見つけ, その道を歩み出してください。
- 被災地の人々の体験をイスラエル・パレスチナからの青年と共に傾聴し、人の苦しみに寄り添う心を育んでください。
- この貴重な体験を土台にして将来、人と人、国と国とのあいだの『平和の架け橋』として、より多くの人々への《平和のメッセンジャー》となってください。さらには国際的視野を持った平和構築リーダーとして成長し、活躍してください。
プロジェクト概要
日程 :2019年8月7日(水)~ 8月22日(木)
開催地 :
1)仙台 :2019年8月7日(水)~ 8月12日(月)
2)長野 信州善光寺 玄證院:2019年8月12日(月)~ 8月18日(日)
3)東京(JICA東京国際センター):2019年8月18日(日)~ 8月22日(木)
プログラム
- 共同生活: 紛争当事国と日本の若者が長野の善光寺と東京JICA国際センターにおいて、イスラエル・パレスチナ・日本の若者が2週間の共同生活の中で、文化やメンタリティーの多様性から来る困難を克服しながら、「平和共存」の可能性や、相互理解と相互受容の大切さを体験し、友情の絆を結びます。日本人はとくに、敵対国の若者たちの仲介役として、どのように「平和をつくるか」、「信頼関係を醸成するか」について学びます。
- 「平和」と「紛争」についての学び:紛争国に住む若者たちの困難や怒り、不安や希望などを知り、戦争・紛争の愚かさや平和の大切さについて認識を新たにし、人々の苦しみや悲しみに共感する心を養います。
- 国際文化交流:参加者間や一般市民との国際文化交流、善光寺での仏教体験、ホームステイをとおして、多様性の豊かさを学び、国際的視野を広げます。さらに福祉施設や老人ホームでのボランティア活動をとおして助けを必要としている人々に寄り添い、奉仕する心を養い、共に協力して働く喜びを味わいます。
- 被災地訪問とボランティア活動:東日本大地震という大きな試練を乗り越えて来られた被災者の声に耳を傾け、福祉施設、老人ホームでのボランティア活動をとおして、助けを必要としている人々に寄り添い、奉仕する心を養い、共に協力して働く喜びを味わいます。
- ワークショップと対話:長野での交流やボランティア活動の体験、とくにイスラエル・パレスチナ参加者の紛争体験を共有し、平和構築の具体的な「道」について考えます。
- 平和のメッセージ発信:仙台、長野、東京で「平和のシンポジウム」を開催。伝統文化の交流によって一般の方々と親睦を深めるとともに、若者たちが「平和のメッセンジャー」として、一人ひとりの「いのち」の大切さを訴え、平和達成への道を進む夢と希望を発信します。
募 集 要 項
募集人員・対象
18歳から25歳までの学生(男・女) ・・・6名
イスラエル・パレスチナからの参加者は、10名(予定)
参加費 98,000円
※支払方法についての相談も受け付けます。
- 上記費用は、プログラム全行程中の交通費、宿泊費、食費、ボランティア活動保険料、その他の経費の一部となる
- 不足分は当NPO法人が負担
- 上記参加費に含まれないもの
- 事前・事後研修費(宿泊代、会議室代)
- 自宅から事前・事後研修会場、集合地までの交通費
- 自由時間中の食費、交通費
応募条件
- プロジェクトの目的に賛同し、「平和」を作るために積極的に働く意思を持っていること
- 互いに相手の多様性を受け入れ合う協調性をもっていること
- 当プロジェクト参加後も継続して平和活動に携わる意欲があること
- 事前・事後研修に必ず参加し、その前後に出される課題に取り組むこと
- 事前研修とプロジェクトの終了後にレポートを提出すること
- 日常会話程度又はそれ以上の英語力を有し、積極的にコミュニケーションが取れること
- 未成年者はプロジェクトと事前・事後研修への参加、および費用負担に関して、保護者の承諾があること
応募方法
書類提出 :参加申込書をメールに添付し提出 (顔写真も添付)
※未成年者のみ、保護者同意書に署名捺印の上、郵送で提出下さい
宛先 :ispalejpn@gmail.com (件名を「平和の架け橋に応募(氏名)」と記載)
1次締切 :2019年4月25日(木)【必着】 締め切りました
2次締切 :2019年5月10日(金)【必着】 締め切りました
3次締切 :2019年6月21日(金)【必着】
面接
面接日時・場所は個別にお知らせします。
事前研修
本プロジェクトに選出された学生は必ず参加してください。
日程 :2019年6月22日(土)~23日(日)
会場 :JICA東京国際センター(東京幡ヶ谷)
参加費 :10,000円
目的 :
- イスラエル・パレスチナの参加学生との共働と交流を、実り多いものとするため「イスラエル・パレスチナ紛争の歴史と実情」について学ぶ。
- 「命」「平和」「絆」「連帯」「和解」などをテーマに、平和とは、人間とは何かを考え、参加者同士で共有する。
事後研修(1回実施予定)
日程 :未定(プロジェクト完了後、1ケ月以内に実施予定)
ダウンロード
お問合せ
ご不明な点、質問等ありましたら下記までご連絡ください。
TEL :03-6908-6571
メール :メールフォームはこちらから
主 催 :NPO法人 聖地の子どもを支える会 理事長 井上弘子
共 催 :財団法人 ヨハネ・パウロ2世財団 理事長 イブラヒム・ファルタス神父
後 援 :独立行政法人 国際協力機構、駐日パレスチナ総代表部、駐日イスラエル大使館
過去のプロジェクトレポート
これまでに実施した国際交流事業の報告書を掲載しています。ぜひご覧ください。