募集要項 スタディ・ツアー2026

第17回 平和を願う対話の旅

イスラエル・パレスチナへの「気づきの旅」に参加してみませんか?

近年の中東では、ガザを中心とした激しい戦闘や避難生活の長期化や飢餓、イスラエル人の人質問題など、人々の日常を深く揺るがす出来事が続いてきました。SNSを開けば、逃げ惑う子どもや家族の安否に泣き崩れる人々、怒りや恐怖を語る市民の映像が連日目に飛び込みます。しかし、その断片だけでは語りきれない日々の生活の連続が、画面の向こうには確かに存在します。

こうした厳しい状況がある一方で、現在は一部地域で落ち着きが見られ、安全情報の最新状況に基づきながら現地を訪問できる見通しが立ってきました。そこで私たちは、2006年から続けてきたスタディ・ツアーを第17回として、2026年の春に再び実施することにしました。

私たち「聖地のこどもを支える会」は、これまでイスラエルとパレスチナの人々と長く関わってきました。どちらか一方の視点だけで現地を捉えることはできない、そう感じてきたからこそ、双方の社会で暮らす人々と手を取り合って声を聞く姿勢を大切にしてきました。

この思いをもとに、当NPOでは青少年平和交流事業として

  1. 《平和の架け橋》プロジェクト(イスラエル・パレスチナ双方の若者を日本に招き、日本の若者と共に交流する事業)
  2. 《平和を願う対話の旅》スタディ・ツアー(日本の若者が現地で学ぶ旅)を実施してきました。

今回の旅では、ガザを望む地点を含め、西岸地区・エルサレム・イスラエル側の複数の地域を訪問し、それぞれの社会で暮らす人々の話を伺い、対話をし、自分たちの目で現地の現実を見ていきます。紛争の只中にあっても、子どもたちは学び、家族は日常を守ろうとし、人々は「今日」を生きています。遠くからでは見えにくい現地の生活と歴史を、あなたの目と耳で確かめてみませんか?

若者だけでなく、一般の方々、特に中東や平和に関心がある方、自分の目で現地を見てみたい方、人々の声をじっくり聞きたい方、どなたでも参加いただけます。

2026年春休み、イスラエル・パレスチナを訪ねる「スタディ・ツアー」に、ぜひお友達と共にご参加ください!

このツアーは皆さんの進路選択にあたっても大きなインパクトがあると思います。本スタディ・ツアー開始以来、OB/OGたちの多くは、外務省や国連機関など働いている人も多く、NGOや海外青年協力隊など人道支援や国際協力の分野、あるいは新聞社や放送局などメディアで活躍している人もいます。

スタディ・ツアー概要

日程

2026224日(火)~38日(日)13日間

訪問地

エルサレム、ベツレヘム、エリコ、ネゲブ、テルアビブ、死海など

プログラム

  • イスラエル・パレスチナの青年たちとの対話と交流(エルサレムとテルアビブ)
  • 大学訪問(ヘブライ大学、ベツレヘム大学など)
  • 小中学校、障害者施設、乳児院など訪問とボランティア活動
  • 分離の壁・検問所通過体験、難民キャンプ、入植地などの見学
  • ホロコースト記念館見学、人権団体訪問
  • 聖地エルサレム旧市街やベツレヘムの聖誕教会見学
  • 死海へのエクスカーション
  • ガザを遠望できる丘(予定)

上記のプログラムは現時点での予定です。状況により変更することがあります。

▲ 2022年スタディ・ツアー集合写真

 

募集要項

募集人員・対象

  • 1520
  • 大学生・大学院生・社会人(高校生も可)

※ 20歳未満は保護者の承諾が必要です。

スタディ・ツアー説明会 (ZOOM) : 無料

  • 第1回 20251129日(土) 19:3021:00
  • 第2回 2025127日(日) 19:3021:00
  • 第3回 20251215日(月) 19:3021:00
  1. 本スタディ・ツアーの目的、プログラム、応募方法などの説明
  2. ヤクーブ・ガザウィ(現地スタッフ、イスラエル公認ガイド)による現地の治安の説明
  3. 過去のスタディ・ツアー参加者からの体験談

スタディ・ツアー説明会への参加は、Peatixからお申し込みください。

第1回 お申し込み
Peatix(ピーティックス)
第2回 お申し込み
Peatix(ピーティックス)
第3回 お申し込み
Peatix(ピーティックス)

応募締切

  • 1次募集 20251213日(土)
  • 2次募集 202615日(月) ※ 若干名の募集です。

※ 定員に達し次第募集を締め切ります。

参加費

550,000円〜650,000円(航空券・滞在費・宿代込み)

  • 上記金額は、参加者が15名以上の場合です。参加費は12月までに確定予定です。
  • 分割払いをご希望の方は、ご相談ください。
  • 各空港使用税、燃油サーチャージ、海外旅行保険など、別途費用が必要です。

催行の条件と安全管理

  • 外務省の海外安全情報、危険情報が【レベル2】に該当する地区でのみ催行します。
  • 本スタディ・ツアーでは、イスラエルの公認観光ガイド資格を有するコーディネーターを含む現地スタッフと緊密に連絡を取りながら、状況を随時確認いたします。
  • 1月中旬時点で、現地からの情報や、日本政府の指針などにより、参加者の方の安全確保や旅程管理ができると判断できる状態であれば、本スタディ・ツアーの催行を決定いたします。
  • 場合によっては、延期、または中止という決定もあり得ます。中止の場合は、お振り込み頂いた旅行代金は全額お返しいたします。

応募条件

  1. 当スタディ・ツアーの目的に賛同し、平和に強い関心を持っていること
  2. スタディ・ツアー参加後も、継続して平和活動に携わる意欲があること(また今後も当NPO法人の活動に関心を持ち続けてくれることが望ましい)
  3. 事前研修と事後研修に参加し、そこで出される課題の提出物を必ず出すこと
  4. 英語力:少なくとも日常会話程度の英語力を有し、積極的にコミュニケーションが取れること(ツアーには、日本人スタッフ、および現地スタッフが同行し、日本語および英語で、説明や対話を行います)
  5. 未成年者(20歳未満)は、参加および費用負担に関して、保護者の承諾があること

応募方法

書類提出

参加申込書を提出してください。(顔写真も添付)
宛先は旅行条件説明書に記載しております。

  • 未成年者は、署名捺印のある「保護者同意書」を、郵送で提出してください。
  • 参加申込み書・旅行条件説明書・保護者同意書の用紙は、下記のリンクからダウンロードして下さい。

参加申込み手続き

速やかに、所定の「スタディ・ツアー参加申込み書」に必要事項を記入して提出、申込金80,000円を指定口座にお振り込み下さい。

事前研修と事後研修

《必須》 スタディ・ツアー参加者として選ばれた方は、必ず出席してください。

事前研修(遠方の方はオンライン参加可能)

日程

2月7日(土)~2月8日(日) JICA東京国際センター(予定)

時間

1泊2日

目的

イスラエル・パレスチナの歴史や文化、紛争の原因や現状について理解を深めるとともに、参加者同士の親睦を図ります。中東問題専門家のレクチャー、現地スタッフからの説明や、スタディ・ツアー体験者との意見交換も予定しています。

事後研修(遠方の方はオンライン参加可能)

日程

3月~4月(日時未定)

時間

20時から22時ごろ(予定)

目的

ツアーと自分自身の振り返り、それぞれの体験の分かち合いを行います。それはさらなる成長の機会となるでしょう。そして今後どのように平和に貢献できるかを話し合い、具体的な目標と行動計画を定めます。

参考

本スタディツアーは、旅行業法の定める「受注型企画旅行」です。

お問合せ

ご不明な点、質問等ありましたら下記までご連絡ください。

認定NPO法人 聖地のこどもを支える会
〒164−0003 東京都中野区東中野5−8−7−502
Tel:03-6908-6571 Mob:090−6538−3255
Email:ispalejpn@gmail.com
メールフォーム

主催・後援

主催:
認定NPO法人 聖地のこどもを支える会
共催:
ヨハネ・パウロ2世財団(エルサレム)