ジャーナリスト・土井敏邦さんを囲んで語ろう
「沈黙を破る」
NPO法人聖地のこどもを支える会では、イスラエル・パレスチナ・日本の若者たちの、スタディ・ツアーやプロジェクトを行い対話の機会を作ってきました。彼らが「平和の働き人」になって欲しいという思いで活動を続けています。
近年は、コロナや円安や燃料費の値上げで学生たちがスタディ・ツアーに参加しづらくなっており、たとえ現地に行けなくてもオンラインで平和について学び、イスラエルやパレスチナの若者と対話できる機会及びネットワークを作ろうと4月から「イスパレ大学」と称したオンライン講座を開講する予定です。
日本の学生たちが参加するスタディ・ツアーの事前学習の一コマでは、土井敏邦さん監督の「沈黙を破る」のDVDを鑑賞し、イスラエルの徴兵問題についても学んできましたが、実際に現地では、あまり踏み込んだ話はできないでいます。
一方、日本でも、安保法制や、防衛費増額など、有事にむけての議論が盛んになってきていますが、実際に戦争になると現場で戦うのは、若い人々で彼らにとっては他人事ではありません。イスラエル・パレスチナ・日本の若者たちが、そういった現実を話し合うような場が今こそ必要なの時なのかもしれません。
昨年土井敏邦さんが完成された「愛国の告発・沈黙を破るPart2」は、多くの若者たちにも見てほしい作品です。この度イスパレ大学のプレイベントとして、土井敏邦さんをお招きし、当法人のスタディ・ツアーに参加した若者たちや大学生たちとの対談を企画しました。
是非ご参加ください。
1. 日時 2月10日(金) 19:00-21:00 日本時間
2. 場所 Zoom
3. 参加者:当法人のスタディ・ツアーに参加した学生及びOB,OG
イスラエル・パレスチナ問題に関心のある学生・および一般の方
4.対談形式
ゲスト:土井敏邦さん(ジャーナリスト)
ファシリテーター:佐藤真紀(国際協力アドバイザー)
学生たちが事前に用意していただいた質問に、土井さんが答えます。
当日参加できない方も質問を事前に送っていただいて結構です。
傍聴だけでも参加可能です。
・座談会に参加する方は事前にこちらのHPをご覧になってください
(土井さんのHP)
http://www.doi-toshikuni.net/j/
(「愛国の告白」の情報)
http://doi-toshikuni.net/j/aikoku/
・録画したものをイスパレ大学の講座内でも配信する予定です。
・要約を当法人のニュースレター「オリーブの木」に収録する予定です。
5.参加費:無料です
こちらから申し込みください
https://forms.gle/2AevRZTbHdQx7jhz5
Zoom のURLが自動返信されます
6.主催:聖地のこどもを支える会
土井敏邦さん・プロフィール
1953年、佐賀県生まれ。
1985年よりパレスチナ・イスラエルの問題にかかわり取材を続けている。ドキュメンタリー映像シリーズ『届かぬ声ーパレスチナ・占領と生きる人びと』の第4部『沈黙を破る』は2009年度キネマ旬報ベスト・テン文化映画部門で第一位。石橋 湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞(公共奉仕部門)を受賞。2015年7月に『ガザ攻撃2014夏』を発表。翌年、『ガザに生きる』(全5部作)で大同生命地域研究特別賞を受賞。昨年「愛国の告白―沈黙を破る・Part2―」を完成させた。