どうも、再び中尾です!
今日は、一日JICAにこもってシェアリングやゲームを行ないました。
午前中は、大槌町でのプログラムを振り返るとともに、印象に残ったことを語り合いました。まずは4つの小さなグループに分かれて、次に大きな輪になってお互いの話を聞きました。
イスラエル、パレスチナの子たち、そしてもちろん私たちも、大槌町でのボランティア作業、食事当番、畳の部屋で一緒に寝ることも、本当に楽しんでいたのだとよくわかりました。
また特にイスラエル・パレスチナのみんながしきりに、大槌町で受け取ったことや学んだことへの感謝を口にしていたのが印象的でした。
次に、昨日行った東京大空襲の資料館に関するワークをしました。
まず、大空襲についてより深く知るために、グループに分かれてリサーチをした後にみんなの前で発表し合いました。
そして、また大きな輪に戻って感想を語り合いました。井上さんが、自身が体験した平塚空襲のこともお話してくださり、学生はみな真剣に聴いていました。
平和な状態しか知らない私は、平和を作り、それを維持する事の大変さを知りません。
日常の生活がいかに貴重で、家族や友人に囲まれて、命の危険を感じずに毎日を過ごせることがいかに幸せなことなのかを忘れてしまいます。
イスパレの子たちと交わったり、戦争の歴史を振り返ったりすることで、大切なことを思い出すことができました。
午後は、シミュレーションゲームを行ないました。
大槌町でも行ったUNゲームと呼ばれるもので、あるテーマについて賛成・反対・調停の3つの立場に分かれてディスカッションをします。
セミナーと呼んではいますが、机を全部はけて、輪になって行ないます。
私は、この輪の状態が本当に好きです。みんなの顔がきちんと見えるし、声も聞こえます。
何より、私たちを線で結んだ時に、切れ目がないのがなんだかほっこりします。
今日はこのあたりでおしまいです。
(文 有希)