当法人の創設者の井上が、1980年代後半にイスラエル・パレスチナに訪れました。その時は、インティファーダと呼ばれる反占領闘争まっただなかでした。デモやストライキ、こどもたちによる投石などの抵抗運動が行われていました。
そんななか、井上が路上にて一人の子どもに会いました。
その子は、学校にも行かず、路上で「1ドル、1ドル」と、お土産を売っていました。
この光景を見た井上は、紛争のために貧しい生活でろくに教育もいけれないことに心を痛めました。
そして、両国の平和への道には正しい教育が必要であり、しかも偏見がない子供たちにこそ必要だと実感しました。
このような経緯により、聖地のこどもを支える会の支援先はイスラエルとパレスチナとなっています。