こんばんは!
3日目の活動報告を担当します、鉄也です。
このプロジェクトに参加した理由は、2つあります。
まずは東日本大震災から四年目にして東北初上陸。
これまで何度も訪れたいと思っていながら
行動に移すことが出来ませんでした。
この夏、ようやく訪問という行動に移すことが出来ました。
2つ目は本気をみれるということ。
イスラエルとパレスチナという
常に争いが絶えない二つの地域の人々が
日本という遠く離れた地で、
東北大震災を通し
彼らのおかれた状況に基づき
「ガチ」な対話をする機会に立ち会えることを
期待しています。
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菜の花プロジェクトの地を訪れ、
「被災者の3.11」を紙芝居形式で語って頂きました。
最も印象に残った1枚は、
自分と同世代の当時高校生が
避難しながらも
自ら率先してボランティアをしていたという姿です。
この話を聞いて本当に心が痛かったです。
紙芝居のあとに、
菜の花プロジェクトの土地清掃活動を行ないました。
また来年の春にきれいな菜の花が無事咲くことを祈っています。
その後、無事震災以前の姿を取り戻した川で、
イスラエル・パレスチナの学生と水遊び。
ボランティア活動の地で遊ぶことは
不謹慎に思えるかもしれません。
しかし、これは被災者の提案です。
その方は、
「川に入れ、泳げ、遊べ」
と繰り返しておりました。
おそらく復興を遂げた川で、
震災以前と変わらぬ学生が遊ぶ姿を
見たかったのだと思います
(あくまで推測ですが)。
この川が二度とがれきの山に
ならないこと。
それが小さな願いです。
午後はあるご夫妻の自宅に訪問し、
「被災者の3.11」を聞きました。
ここではニュースで流れることの無かった
生の津波映像も観ました。
その映像は今まで生活していた普段の生活が
目の前で失われる悲惨なものでした。
意味の分からない悲鳴も数知れず、
非常に辛いものがありました。
それでもこのご夫妻から感じられたことは、
震災という惨状を心にしまいながらも
残された時間を一生懸命に
生きていくしかないということでした。
私に出来ることを一つずつ積み重ねて、
東北支援をやめないこと。
そして大震災を忘れないこと。
これが今必要なことであるのではないでしょうか。
そんな気持ちにさせられた活動3日目でした。
以上
(文 鉄也)