▲写真:人通りのないベツレヘム市街 <はじめに> 新型コロナウイルスが猛威をふるい続け、世界中を震撼させていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 残念ながらイスラエル・パレスチナでも新型コロナウイルスの感染が拡大しており、聖地に住む人々の生活に大きな影響が出ています。 日頃日本では、イスラ…
▲写真:エルサレム旧市街から望む金のドーム 私の旅は、国連難民高等弁務官事務所のインターンに端を発する。グローバルな環境で働くことばかり夢見ていた当初の私にとって難民問題とは「題材」でしかなかった。しかし働くうちに難民が直面する複雑な問題や援助が足りていない現状を知り、この目でいずれ難民問題…
▲写真:旧市街のムスリムクオーターでは、入植者が天井をふさぎ、その上に家を建てている スタディツアーに参加した理由 国際協力機関に勤める夫がパレスチナに駐在することになり、私は、昨年の秋よりエルサレムに住んでいる。エルサレムに生活の拠点を移してから、楽しい日々を過ごしているが、同時に、イ…
▲写真:ベツレヘムにある分離の壁 今回の参加者は大半が学生だったが、私は社会人としてスタディーツアーに参加して大変良かったと感じている。 自分がイスラエルとパレスチナへ行くことは、今まで想像もしていなかった。 しかし、難民支援のために国連で働いている友人がいるので、自分もいつか何かしら…
▲写真:エルサレムにある岩のドームと嘆きの壁 鐘が鳴っている。祈りの時間を告げるアザーンが響き渡る。向かいから黒装束の正統派ユダヤ人が歩いてくる。そしてまたどこかの教会の鐘が聞こえる。 初めて訪れる聖地は、毎日が刺激的だった。帰ってきてからいろいろ調べても未だに疑問が尽きない。早くまた行きた…
▲写真:マサダから望む死海 イスラエルでの滞在は、私たちが当たり前に口にする「平和」とは何かを問いかけるものだった。 紛争下で生きるという事実を突きつけられた。 プロジェクトに参加した理由 私にとってイスラエルは、とても馴染みのあるどこか懐かしい国であった。 というのも、私が通っていた…